風疹の予防接種について（妊娠を希望するひとにとって大切なこと）

先天性風疹症候群は、先天性の病気で、将来子どもをかんがえている人は知っておいたほうがいい病気である。

産まれてくる赤ちゃんのために、予防接種が必要といわれている。

先天性風疹症候群

妊娠20週ごろまでに、女性が風疹にかかると、赤ちゃんに障害がでるおそれのある病気。障害は、耳や目、心臓などにでるおそれがある。

平成24年から平成25年に流行した。45人の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」と診断された。このうち11人が生後1歳3か月までに亡くなった。

過去に予防接種を受けていても、1回の接種だけだと不十分である。

子どものころに風疹にかかった人も、別の病気と勘違いしている場合がある。「はしか」や「リンゴ病」などが勘違いしやすい。

妊娠を希望している女性は、2回目を受けたほうが良いとされる。

混合ワクチンの接種で予防が可能である。

※妊娠中は接種できない。

確実に抗体を付けるため、２回接種することがすすめられている。

風疹とはしかのふたつを予防する。

妊娠中にはしかにかかると、流産や早産のリスクが高くなるため、混合ワクチン（MRワクチン）の接種が推奨される。

今年の夏以降、30代～50代の男性で流行している。この年代は、風疹の予防接種を受ける機会がなかった人が多い。母子手帳などで、風疹の予防接種が確認できないようであれば、接種をすることがすすめられる。