予告編を見ないで行きました。

感想の結論をいうと、なっっまら、よかったです。とてもよかったという意味です。わたしのなかで大ヒット。

すごいすきな映画になりました。

さっくり小説を読んでから見た私の感想です。

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原作は、ダブル受賞で話題の小説です。

原作の小説は、直木賞と本屋大賞をダブル受賞した、恩田陸さんの作品。

恩田陸さんが「映像化はできないであろう物語を描こう」と描いた作品だったのに、まさかの映像化オファー。「無謀な人たち」だなとおもったが、できあがった映像を見て、「やられた」と思ったそうです。作者も満足の映画化に、ドキドキ。

すごく分厚い原作は、読みました(仮)

原作、とっっても分厚いんです。

わたしは、原作のファンというわけではありません。

なぜなら、全部をちゃんと読み切ることができなかったからです。

途中、さらっと読むところがありつつ、最後まで読んだ、というかんじです。なので、(仮)です。

知人は、おもしろくて、とまらなかったと言っていました。小説なのに、映像が広がってくるようだ、と。

わたしは、ちょっと読むのが大変だな、と思ってしまいました。

そのため、映画化は、とてもたのしみでした。しっかり読み切ることができなかった部分も、映像作品ならば、きちんと見ることができます。

感想(ネタばれ含みます)

まるで本当の演奏を目の前で見ているかのような場面がありました。

演奏シーンのあとで、拍手をした人がいたほど。(マサルのシーンでした)

最後のおわりかたが好きです。演奏の後、静かに結果がでて、おわる。

エンドロールに行ったのに、最後の演奏の余韻が、体中にのこっていました。余韻で、エンドロールで泣きそうになる映画ははじめて。

おもしろすぎて鳥肌がたつほど。感動しました。

予告編にあった、お母さんのセリフ「あなたが世界を鳴らすのよ」は、映画ではじめて聞くことができてよかったなと思います。とてもいい場面だなと思ったからです。映画を見るときは、事前の知識はあまりないほうがすきなので、チラシもあまり見ないようにしています。

髪型がとってもすてきな、松岡美憂ちゃん。

すてきな髪型で、マネしたくなりました。

良い意味で、松岡美憂さんらしくなかったです。

アップが多くて至福。松坂桃李さん。

取材を受けている松坂桃李さん。インタビューシーンが多くて、顔面アップがたくさんあってうれしいです。笑。

やさしい演技でした。

小説と比べて

原作があの分厚さですので、小説にはいた登場人物がいなかったり、足りない場面があったりはしました。でも、足りていました。十分この映像作品は成り立っていました。冗長な説明などなく、映像作品での効果的な手段で、よいタイミングで、必要なことを伝えていました。

原作のリンク

めっちゃ分厚いですからね。

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